【美容塾】本当は危ない?!化粧品成分【フェイスパック編】
今日は趣向を変えて、化粧品に含まれる注意したい成分についてお話したいと思います。
今回はフェイスパック編です!
月1くらいでこのシリーズを出来たらいいな♪
なんで突然このような記事を書こうと思ったかというと、、、。
下記の記事を読んだからです。
この記事は化学物質の怖さを語っています。
少し長いですがぜひお読みください。
「PFASと呼ばれる潜在的に「有害」な化学物質が、北米の大手化粧品ブランド数十社で広く使用されていることが、新しい研究で明らかになりました。
Environmental Science & Technology誌に掲載されたこの研究は、北米の美容市場では初めてのもので、マスカラ、コンシーラー、ファンデーション、口紅、パウダーに加え、アイブロウペンシルなど、8つのメイクアップカテゴリーの231の化粧品をスクリーニングしました。
PFASの前駆体であるフッ素が最も多く検出されたのはファンデーションで63%、次いでアイ製品が58%、リップ製品が55%、マスカラが47%という結果になりました。
これらの成分が化粧品に含まれているのは、耐久性や耐水性を高めるためであり、フッ素の含有率が最も高い製品は、水や油に強い「耐摩耗性」や「ロングラスティング」を売りにした製品に多く見られるという結果にもつながっています。
化粧品に含まれるPFASのその他の利点としては、肌への吸収性の向上や肌のキメを整えることなどが挙げられます。
L’Oréal、Ulta、CoverGirl、Clinique、Maybelline、Smashbox、Estée Lauderの製品がテストされたとされていますが、どのブランドのスクーに最も高いレベルのフッ素が含まれていたのかについては、著者は言及していません。
これまでの研究では、2009年から2017年の間にスウェーデン、デンマーク、日本、韓国で発売された72種類の化粧品のうち、PFASを含むと表示されていた製品についてPFASレベルを測定しています。
しかし、北米の製品を調べた研究者によると、ほとんどのスクスの成分表にはフッ素化合物の存在が開示されておらず、米国とカナダの表示法の不備が露呈したという。
PFAS(パーフルオロアルキルおよびポリフルオロアルキル物質)は、4,700種類以上の化学物質の一種であり、消火用フォームなどの工業製品によく使用されています。自然に分解されず、人体に蓄積されることから、一般的に「永遠の化学物質」と呼ばれています。
アメリカの環境保護庁によると、これらの化学物質は、肝臓や腎臓の病気、生殖や発達の問題に関連しているとされています。」
引用元
この記事で問題になっている、PFASは最初とっても便利でいい成分だといろいろな会社さんが使っていたのですが、
このようなことがわかり今では削減していく方向性になっています。
こういう成分って知らず知らず摂ってしまうことがほとんどです。
自分の身を守るためにも成分に興味を持つことは必要な知識だと思っています。
今回美容塾では7種類のフェイスパックの成分表を見て、
美容薬剤師の目線で個人的に避けたいなという成分をご紹介します。
みなさまのこれからの化粧品選びの参考にしていただけたら嬉しいです♡
今回の検証はどこのメーカーの物かは伏せますが、7種類を検証しました!
気になる方がいたら公式ラインへメッセージください♡
こっそり教えます!笑
まず初めに7個のフェイスパックすべてに含まれていたEDTA-2Naをご紹介します。
これはそこまで、気にする事はないと思いますが一応。
エチレンジアミンとクロロ酢酸ナトリウムから作られるエデト酸の二ナトリウム塩で、キレート剤です。
キレートとはカルシウムや鉄イオンなどの金属(ミネラル)イオンを封鎖することです。
ミネラルは身体には大切な成分ですが、他の成分を変質させたり作用を弱めたりすることがあります。
よく硬水だと石鹸が泡立ちにくいといわれるのは、
硬水にミネラルが多いので石鹸の成分がうまく作用できなくなるからで、洗浄力が非常に悪くなります。
このような場合にEDTA-2Naを添加することで、金属イオンが働かないようにするのです。
金属イオンの働きを止めることで、製品が濁ったり沈殿物が出たりするのを防ぐことができ、透明度が増します。
EDTA-2Naの安全性は?
エデト酸は旧表示指定成分で、肌への刺激があります。
しかしキレート作用によって鉄イオンなどを酸化させるバクテリアの発生を抑えることができるため、大切な成分でもあります。
EDTA-2Naは有害性がほとんどなく、経皮吸収もほぼないことが確認されており、皮膚への刺激もエデト酸の中では非常に弱いです。
ただしアレルギーを引き起こしたという例もありますので、心配な場合はパッチテストで確認しましょう。
逆に金属アレルギーがある場合は、EDTA-2Naが配合されているほうが安心です。
また発がん性に関しては、日本化学物質安全情報センターや国際機関での調査で、発がん性はないとされています。
次に保湿剤として使われているものを。
市販の安い商品に多く使われています。
刺激が強く目や肌への刺激を感じる人もいるため、DPGが入っている化粧品は使わない方がいいでしょう。
DPGはPG(プロビレングリコール)をふたつ合成したもので乾燥肌や敏感肌の人に刺激だったものを改良した成分ですが、
人によっては刺激が強い場合があるので注意してください。
肌への爽快感を与えるもの。
言わずと知れたアルコールの一種。
化粧水を中心に、清涼剤や溶剤としてとても多く使われています。
ただこれは肌への刺激が強く、肌を乾燥させる作用が強いです。
肌荒れが悪化したり、肌がヒリヒリしたりします。
テクスチャーにとろみをつけるもの。
安全性に全く懸念がないわけではありません。
キサンタンガムに関わる懸念される危険性は以下の4つです。
・タンパク質によるアレルギー
・遺伝子組み換えのトウモロコシを使用
・大量摂取することで肥満や糖尿病になるリスクがある
・軟便や便秘になる
キサンタンガムには培養液由来のたんぱく質によるアレルギーの危険性が心配されています。
精製する過程で除去しきれなかったトウモロコシのでんぷんに含まれるたんぱく質が、アレルギーの原因になる場合があるので、トウモロコシアレルギーがある人は注意が必要です。
また、原料となるトウモロコシは遺伝子組み換えのものが使用されている場合があります。遺伝子組み換え食品に関する危険性はまだすべてが解明されていません。
この中で知っている成分はありましたか??
一つのパックにこれらのうちの3種類含まれるものもありました。
実際にフェイスパックを選ぶ時ってパケ買いが多いと思うんですよね~。
特に友達へのお土産とか。
世の中には安いものが溢れているので、お手軽に配れるから買いやすいですもんね。
でもその安いものだと肌にとって、負担になるものが多く含まれているのです。
せっかく肌にいいものを届けたくてスキンケアをしているのに、
逆に肌荒れを引き起こすなんて本末転倒。
もう腹立たしくて、仕方ないですよね!!
結構有名な商品でもこうなんだから、有名だから安心なんて思わない方がいいですよ!
高いものがいい物とも限らない、安いものがいい物とは限らない。
でもいい物は高くなってしまうことも頭の端に入れといてください。
どうしても、いい成分っていうのは高くなってしまうんですよね。
お肉だって国産黒毛和牛はめっちゃ高いけどめっちゃ美味しい!
それだけ手間暇かけて作っているんです。
もちろんコスパは大切!!
私は大阪人なのでお得とか大好き!笑
でもある程度結果を出したいならお金をかけてあげることも大切です!
結果的に長い目でみてコスパがいいのはそっちだったりしますからね♡
ぜひ、美容製品を選ぶ際は裏面をちらっと見て、成分を確認してみてください!
これどーなの?っていうものがありましたら、写真を撮って公式ラインへお送りください。
少しお時間いただくかもしれませんが、確認してお返事いたします!
irokaの商品が東京と福岡でも直接買えるようになります!!
お近くの方はぜひお立ち寄りください♡
美しい肌への近道
公式ライン
新企画 美×Art
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美容塾 再生リスト
普段の生活で使える美容知識をお届けしています。
皆様に直接お会いして、お礼が言いたい! お話し出来る機会が欲しい!
商品パッケージが可愛いので陳列して楽しみたい!!
世界観を表現したい!! そんな思いを叶える展示会でした
準備は本当に大変だったけど、無事に終わってホッとしました〜!
2021年は神戸で、2022年は12月に東京でさらに楽しい展示会にしようと思っています!
展示会の様子を1分にまとめてみました✨
フェイスパックを発売するに至るストーリーをアップしています。
半年間かけた、素材の決定や処方内容の試行錯誤,
試作、デザインなどの開発の流れを掲載しています。
一度ご覧いただいて、irokaの事を知っていただけたら嬉しいです。
まとめ動画になっています。🎥
ボディクリームを開発!
希少なロバミルクを高配合したボディクリーム。
ロバミルクの配合量はどうしてもこだわりたかったポイントです。
潤ってしっとりふんわり、思わず触れたくなる肌に。
まとめ動画になっています。🎥