歴史が深いハーブ＆オーガニック美容　イタリア

 

ピザやパスタ、ヨーロッパの中でも日本人にとって食で馴染みが深いイタリアの美容についてお話したいと思います！

 

イタリアの陽気で華やかなイメージが強いですが、

美容でいうと、erboristeria=薬草専門店、ハーブ薬局が多く昔ながらの処方を用いたスキンケアも有名です。

 

日々のスキンケアにおいて重要な水ですが、イタリアの水は硬水といってミネラルが豊富な水です。

 

 硬水は石鹸を使って洗うと、 石鹼カスを発生させます。 

それが肌に付着すると、 肌の表面に水分の蒸発を防ぐ 皮脂膜が新たに出来にくくなり、 

水分の低下をまねき、 肌をカサカサにしてしまいます。

 

便秘の方とかには良いのですが、お肌にとっては荒れやすくなってしまいイタリアの方は洗顔に水を使うのを控えている方が多いです。

 

ふき取り化粧水などで整えるのが一般的です。

 

ちなみに硬度は以下のようになっています。

・日本・・・・・・・・軟水硬度は50～60程度

・イタリア・・・・・・とても硬い（硬度270程度の超硬水）

 

 

レルボラリオはイタリアのハーブ薬局のブランドです。

イタリア人夫妻、フランコ ベルガマスキと、生物学者・美容学者であるダニエラ ヴィッラが1978年にイタリア北部の街、ローディにて小さなハーブ薬局を立ち上げました。

 

40年以上の時を経て、イタリア国内約5500の店舗で販売され、イタリアを代表するナチュラルビューティーブランドとなっています。

レルボラリオの原料となる植物の多くは、アッダスッド自然公園内に所有する自社の有機農園で栽培されています。

新鮮な植物と最新のテクノロジーを掛け合わせて、オリジナル処方のコスメを開発しています。

ボディ、フェイス、ヘア、フレグランス、メンズ、ライフスタイル製品など幅広いカテゴリーのプロダクトが揃い、その数は600種以上。

いずれの製品も、アイテムごとに異なる豊かな香り、デリケートなお肌にも穏やかで心地よい使用感が特徴です。

 

パッケージがどれも植物図鑑のような繊細な絵がとっても可愛いです。

去年日本初の店舗が出来ました。

 

Rosa（ローザ）　パフュームド　ハンドクリーム 75ml　3,190円(税込)

手肌を柔らかく保つハンドクリーム。プロヴァンスローズの花びらエキスがお肌に潤いを与え、カメリアオイルが保湿し、オリーブオイル由来成分がハリを与えます。さらにホホバオイル由来成分はお肌を保護して引き締め、ローズの香りをまとったうるおいのある指先へと導きます。

   

 

生物学者のフェラーロ博士が生まれ故郷シチリアのグリーンクレイ（海泥）のすばらしさを伝えるために創立しました。

 

数百万年前に地中海の底にあったシチリアの海泥（グリーンクレイ）と、
バイオダイナミック農法で栽培された香り高いハーブを使用したオーガニックブランドです。

 

オーラルケアやペットケアもあり、幅広い製品があります。

 

イチオシしなのが洗顔代わりに使える、「グリーンクレイペースト」

シチリアのグリーンクレイをベースに精油やハーブエキスが配合されています。
アルジタルのグリーンクレイは、約1600万年前は海の底だった『グリーンクレイの丘』で採れたクレイ。
余分な皮脂や、クレイの心地よいツブツブ感で、小鼻の黒ずみ、くすみの原因となる古い角質を吸着するだけでなく、海洋由来のミネラルがたっぷりです。

だから、朝の不快なベタつきをすっきり落とし、洗い流した後はしっとりすべすべ肌にしてくれます。

 

アルジタル　グリーンクレイペースト　250mL 3,960円（税込）

 

 

 

 

イタリアの古都、フィレンツェ。

中世の街並みがそのままに残る世界遺産のこの都市は、ルネッサンス発祥の地、メディチ家の栄華を伝える街としても知られています。

 

サンタ・マリア・ノヴェッラの歴史は、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ修道院に務めるドミニコ会の修道僧が自ら栽培した草花を使い、修道院内で薬剤・軟膏・鎮痛剤を調合したことに始まります。

1612年の創業後、長い歴史の中で、自然のハーブから生まれた香りの商品たちは、高品質の原料にこだわり、天然栽培の草花や天然油脂を使うという姿勢で作られています。

 

そんなサンタ・マリア・ノヴェッラでは、現在約40種類のオーデコロンも魅力です。

16世紀に生まれた香りが今もなお愛されているなんて素敵ですよね♡

 

ラッテ ダ トワレット（クレンジングミルク）　9,680円（税込）

 

 

イタリアは海と大地、自然が豊かでオーガニック美容製品が多くありました。

また、最近ではSDGｓに配慮された取り組みも行われています。

 

日本とは違って、硬水である点も美容製品の種類が違ってくる大きな要因の一つではないでしょうか？

フレグランスが充実している会社が多く、お風呂に入るより香りで対応することが昔からの風習なのかなと感じました。

 

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