「～べき」に縛られてない？心のメンテナンスしましょう。

「咳が出るしちょっと熱っぽい、風邪かも。

薬飲んどこう～。」

 

 

これって普通にしますよね。

 

でもこれが心の状態だったら？

皆さんそれを見て見ないふりしてないですか？

 

「なんかしんどい、やる気がでない、イライラする。」

「嫌なことを言われた。」

「悲しくて仕方ない。」

 

そんな時ってどうしますか？

 

・ケーキでも買って帰ろうかな。（やけ食い）

・好きなアイドルの動画でもみようかな。（妄想）

・早く寝て忘れよう。（逃避）

・私が悪いから我慢しよう。（自己否定）

 

こんな感じで負の感情を見ないふりしていませんか？？

なんで、その状態が起こったか考えたりしますか？？

 

この心の状態を放置しておくと心の土台がグラグラになっていきます。

 

何か言われるたびに傷ついて、自分の心をズタズタにしてしまいます。

 

でも自分で掘り下げるのって難しいし、勇気がいりますよね。

だって見つめることって自分のダメなところも、嫌な言葉も思い返さないといけない。

辛いことって考えたくないから、見ないようにしたくなりますよね。

 

でもそれじゃあ根本的な解決にはなりません。

カウンセリングではそこを深堀していきます。

 

例えば怒りの感情。

 

怒りの感情って相手に対して起こると思っている方が多いと思います。

でも実際は自分の中にある、自分の問題に触れられて起こります。

 

怒りの着火スイッチは、

「～である‟べき”」

という自分の理想や大事にしている価値観です。

 

例えば、

「女性はこうあるべき」

「体調が悪くても忙しいから我慢すべき」

「弱みを見せないべき」

 

この「べき」を手放しませんか？

 

「べき」が守られず、さらにマイナスの感情・状態になっていると、

怒りは大きく燃え上がります。

 

怒りの感情は自分で自分を縛っているのです。

 

なので、「べき」と「マイナスの感情・状態」の両方もしくはどちらかでも減らすと、怒りを小さく、短くすることができます。

 

カウンセリングではなぜ、その「べき」や「マイナスの感情・状態」が生まれたのか原因を探っていき、

その「べき」をどの様に手放していくのかをカウンセリングを通じて解決していきます。

 

その怒りを感じた時の状況を聞き取り、ほかの状況ではどうなのか？

なんでその感情になったのか、きっかけは何なのか？

 

私は自分が一人っ子で、母子家庭に育ったこともあり、

「母を守るべき」

「ちゃんとしないといけない」

「誰かに頼るより、自分で解決できる人間になるべき」

 

そんな「～べき」に縛られていました。

この「～べき」が形成されるときは正しいと思っていたし、それで問題はなかったんです。

 

でもこれが年月をかけてだんだん深く強固なものに変わっていきました。

ここから外れるとよくない。ダメな自分になっていく。

そんな恐怖から、自分の「～べきを」揺るがすことに対して怒りを覚えるようになったのです。

 

「なんでちゃんとしないの？人に頼りすぎじゃない？」

 

自分だけではなく他人にまで強要するから、辛く、しんどくなっていきました。

自分と違う意見=私に対する否定ととらえていたからです。

 

でもそうじゃない、いろんな考え方があってよくて、人と違うからと言って否定されている訳ではない。

そう考えられるようになりました。

 

だって相手から見れば、私が相手を否定してることになりますもんね！

考え方が違うだけなんです。

 

自分の固まった考え方をほぐすには時間がかかります。

 

ゆっくり時間をかけて紐解いていきましょう。

 

あせらなくて大丈夫です。

少しずつ、納得して心に落とし込んでいきましょう。

 

 

体が弱っているときに薬や病院に頼るように、

心が弱っている時はカウンセラーに頼ってみてください。

自分の気持ちを吐き出すことからはじめましょう！

 

 

 

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