ちゃんと知ってほしいフェムケア

 

みなさんフェムケアって意識してますか？

そもそもフェムケアって何？？って人もいるかもしれませんね。

 

 

フェムケア（Femcare）とは、

「Feminine（女性の）」

と

「ケア（Care）」

の組み合わせで作られた造語です。

 

女性特有の性やホルモン分泌に関連した悩みを解決してくれる製品やサービスのことを意味しています。

 

女性には月経や妊娠、産後、更年期、性生活や性感染症など、様々な悩みがありますよね。

 

しかしあまり人に相談出来なかったり、知識がなかったり、ちゃんと知ってる！って人は少ないのではないでしょうか？

 

女性の社会進出が増えていく一方で、女性特有の悩みは変わらず周りから理解が得られにくかったりします。

 

フェムケアはそんな女性の性や特性への理解と尊重をベースにした、女性のライフステージに応じたきめ細かなヘルスケアなのです。

 

 

 

私が医療者として常々心に留めている言葉があります。

 

それは、

【人の健康とは社会的・肉体的・精神的に満たされている状態である】

ということ。

 

いくら身体が元気でも、気分が落ち込んでいては健康ではないですし、

女性はホルモンバランスによって気分の波が大きかったりしますよね。

 

そんな女性をケアするために、フェムケアやフェムテックがどんどん発展していっています。

 

10月には東京でフェムケアEXPOも開催されるようで、ますます盛り上がっています！

 

 

 

その中でもフェムケア用品としてデリケートゾーンのお手入れ用品が多く販売されるようになりました。

 

なぜデリケートゾーンを重視しているかというと、デリケートゾーンって排泄器官に挟まれていますよね。

 

通常なら問題がなくても、加齢や脱毛などで肌が乾燥状態になっていると傷がつきやすくなります。

 

そうするとどうしても雑菌などが入りやすくなってしまい、炎症が起きる可能性が高くなるのです。

 

特徴としてはおりものに色がついたり、匂いがキツくなったり。

 

おりものは色や粘度によって隠れた病気を見つける手段の１つになるので、「何かいつもと違うおかしいな」と思ったら受診することをオススメします。

 

 

 

最近はVIO脱毛されてる方も多くなっています。

注意点としてレーザーや光脱毛は乾燥しやすいと聞いていると思いますが、身体の保湿だけでVIOの乾燥対策はせずに終わっている人も多いのではないでしょうか？

 

もちろん身体と同じ様にデリケートゾーンも乾燥しますよ！

乾燥すると大切な女性器に傷がつきやすくなってしまいます。

傷がつくことで菌が入って、自浄作用でおりものが増えたりします。

 

おりものが多かったり匂いがすると、下着が汚れたり気になって快適な毎日とは言えませんよね。

心地よく過ごすためにもぜひデリケートゾーンのケアにも少し時間をかけてみて下さい。

 

フェムケア用品にも色々あります。

 

例えば膣内のｐｈ値は弱酸性。

しかしビデなどで洗浄を続けるとｐｈバランスが崩れる場合も。

ｐｈバランスが崩れると自浄作用に必要な菌もバランスが崩れます。

 

インクリア ３本セット¥1,320(税込)

インクリアの洗浄液は、乳酸配合の弱酸性の洗浄ジェリー。
膣内に直接注入することで優しく、デリケートゾーンの気になるニオイの元となる経血やおりものを洗浄します。

 

膣のオイルマッサージで膣乾燥＆萎縮を予防してくれます。

性行為の痛みを和らげるものもフェムケア用品です。

膣が乾燥すると性行為の時に痛みを感じることがあります。

 

また膣を柔らかくしておくことで、出産時の膣口が柔らかくなって赤ちゃんが出やすくなるうえ、出産後の裂傷などのトラブルも最小限に抑えられるという効果も。

 

パートナーとの性行為で痛みがある方や出産を控えた方も試してみてはいかがでしょうか？

 

【オイルケアをする時の注意点】
★ 妊娠している人は助産師や医師などの専門家と相談のうえ、行うこと
★ 妊娠を希望している場合、排卵日前後にはオイルの使用を避けること
★ 月経が始まってからの3日間、体調が思わしくない時や、食後すぐに行うことは避けること

 

LUNASIA（ルナシア）「フェミニンオイル」（60ml）¥5,940 税込

 

ヨモギなどの国産の和ハーブと、贅沢な植物由来成分が デリケートゾーンを保湿・保護します。

デリケートゾーンの乾燥や黒ずみ、消臭、かぶれ対策などのケアとしておすすめです。

ジャスミンとローズのいい香り。

 

使用するオイルは植物由来のものがオススメです。

 

 

あまり人とデリケートゾーンの話をする機会はないかもしれませんが、私は職業柄かご相談を頂く機会も多いです。

 

なんとなく知ってはいるけど、どうしたらいいかわからない。

これって病気なの？パートナーとの性行為が負担。

などなど人には聞きずらいことも、もっとオープンに話していければと思います。

 

恥ずかしがる必要はなくて、人生をより豊かにするためにも私たちは自分の身体と向き合っていく必要があります。

 

女性の身体を楽しんでいきましょう。

 

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